【脱・初心者】色鉛筆の塗り方・基本の6パターン
-塗り絵は楽しいけど、最近マンネリだなあ・・・もうちょっと上手に塗る方法はないかな。どんな塗り方があるのか、一回ちゃんと知りたいな。
こんな人向けです。まずは基本的な塗り方をしっかり押さえて、自分が知らない塗り方がないかチェックしてみるのに使ってみてください。
知らないものがあったら、ラッキー!それもマスターして上達しちゃいましょう。
もう全部知ってるよー、という人はすごい!次のステップに進んだ方がいいですね!
それでは、まずは、色鉛筆の塗り方、基本の6パターンをチェックしましょう!
ここでは色鉛筆イラストYoutuberの「Sonna kanji(そんなかんじ)」さんの動画を元に説明します。
その1:ハッチング
同じ方向に振り抜くように塗る
ハッチングは、色鉛筆を同じ方向に、振り抜くように塗る方法です。重ねていくことで面も塗ことができます。曲線で塗ると、髪の毛や、輪郭のまるいものも、質感を出しつつ塗ことができます。
ハッチング解説動画
その2:クロスハッチング
ハッチングを、向きを変えて重ね塗り
クロスハッチングは、ハッチングの向きを変えて塗り重ねていく方法です。タテ・ヨコ・ナナメどの方法でもOKです。重ねていくことによって、色を濃くしたり、質感を変えたりできます。
クロスハッチング解説動画
その3:平塗り(ひらぬり)
色鉛筆を寝かせて塗る
平塗りは、おそらく一番オーソドックスな塗り方ではないでしょうか。
色鉛筆を寝かせて塗ります。広い面を塗るのに便利です。均一に塗るだけではなく、色を重ねることでグラデーションも作れます。ムラなく塗るコツは、なるべく同じ力で塗ることと、いっぺんにたくさん塗ろうとして、色鉛筆を大きく動かしすぎないことです。
平塗り解説動画
その4:平塗りクロス
平塗りを、抜きを変えて重ねる
ハッチング→クロスハッチングと同じように、平塗りを、向きを変えて重ね塗りすることです。Sonna kanjiさんの造語だそうですが、これも無意識に見つけてやっている人は多いと思います。
平塗り解説動画
その5:円
円を描くように塗る
くるくると、円を描くように塗る方法です。
芯を立てて、強い筆圧で塗ると濃い円が描けますし、芯を寝かせて優しく塗ると、薄い円が描けます。円を移動させるように塗り広げていくと、面も塗れます。
面を塗ったときは、ハッチングや平塗りよりも柔らかみが出やすいので、「草むら」とか、「着物」などを柔らかい印象で仕上げたいときは、この塗り方を試してみてください。
円解説動画
その6:点描(てんびょう)
点を描くように塗る
色鉛筆の芯をとがらせて、ピッピッと点を書くように塗る方法です。動物の体毛などを描くのに適しています。塗るのに時間がかかるので根気のいる塗り方です。
点描(てんびょう)解説動画
(Sonna kanjiさんの動画では、最後にバーニッシングという技法も紹介していますが、ちょっと難しいので、記事ではここまでのご紹介です。気になる方は動画の続きをご覧下さい)
以上、色鉛筆の塗り方、基本の6パターンをご紹介しました!ぜひ参考にしてみてくださいね。